【“地元建設業へいらっしゃい”
就労者の減少と高齢化が長年の課題となっている建設業。労働環境が激しいイメージと大手志向がネックとなり、
特に地元建業は採用活動に苦労している。
こうした中で働きやすい環境を整備し、自治体や業務団体の就職支援プログラムを活用するなど、若者の採用や
育成に積極的な行動を行っている会社もある。都内の地元建設業8社に取り組みを語ってもらった】
という説明から始まった建通新聞社発行の“建通新聞”に協立舗道(株)金畑社長のコメントが掲載されました。
『工業高校の施工学習をサポート』
協立舗道( 昭島市 )金畑 元一社長
1 9 9 6 年に創業し、 舗装工事を中心に土木、上下水道などを手掛ける同社は、
社会貢献活動の一環として都立工業高校で景観舗装( インターロッキングブロック舗装 )
の施工学習をサポートしている。地元建設会社にとって工業高校の新卒採用はハードルが
高いとされており、 施工体験の場を提供することで生徒に舗装工事の雰囲気を感じてもらい、
土木建設業への関心を深めることが狙いだ。
活動のきっかけについて「『 地元建設業への就職促進に向けて何か協力できることはないか』と
工業高校の先生に提案したところ、協力会社がいなかったために施工学習ができていなかったことが
分かった」と金畑元一社長は振り返る。2018年から同社は学習に必要な重機や資材の調達、
施工指導などを開始。19年には3年生8 人が参加し、学校敷地内の遊歩道で表層撤去から路盤整備、
ブロ ック据え付けなどを5 日間で施工した。
「 施工学習には高校を卒業した先輩社員も参加し、親しみやすい環塊づくりを心掛けた 。
いかにして一つ一つの作業に興味を持ってもらうことがポイントになる。
新型コロナの影響で本年度は開催できていないが(後日、無事開催)継続して取り組んでいく」
同社はこの他に工業高校の就業体験を受け入れる取り組みなどもしており、「地元建設会社ならではの、
きめ細かい活動を通じて若い世代に建設業の魅力を伝え、将来の担い手確保につなげたい」と語る。
協立舗道では若い世代の育成に力を注いでいます!
12月の末、新型コロナウイルス感染拡大で遅れていた施工学習も行うことが出来ました。
改めてその内容もご報告します(^_-)-☆